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常温硬化型 無溶剤・無機質コーティング材料 セラトン・セラニック |
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コンクリート面 技術資料 コンクリート面被覆セラトンのコンクリート面被覆呼吸性シリコーンの範疇にあるオルガノポリシロキサンを被膜成形主剤としての無機結合主鎖は、硬化反応過程で官能基がガス分子として微量ずつ排出されることによって、微細穴をつくるが水の分子は不透過性で外側からの侵入は抑制質であるが、ガス化分子は透過する呼吸性構造膜を作ります。 従って、コンクリート構造物のように呼吸効果性を必要とする建造物などには有効な材料である面を有しています。 セラトンの被膜形成主剤の分子(ケイ素)は、微細分子でコンクリートの粗荒穴に浸透して硬化していることと、コンクリート中のイオン性を帯びる物質との化学結合によって下記のような接着力が確認されております。 <確認> コンクリート構成物 セグメント 50s/cu〜60s/cu 又、従来型有機被膜は塗布基材表面荒さの物理的接着と基材の細穴に浸透硬化(アンカー)的な接着メカニズムと考えられます。但し、有機樹脂の浸透硬化部位(アンカー部)は長期の湿気、水分環境では軟化膨潤してアンカー効果が失われ、塗膜面に膨れ・剥れ現象が起きることがあります。 セラトンも基材表面、又、浸透の細穴中の接触面に水酸基を有している時、又は、カルシウム、アルミナ、シリカなどの含有物とは化学反応での結合(イオン化反応)、又、細穴中で硬化した無機浸透ケイ素硬化物は湿気、水分によって軟化・膨潤は起こらず、アンカー効果が失われることは無く、膨れ・剥れなどの原因とはなりません。 コンクリート湿潤面の施工性セラトンは温度と湿度によって硬化が促進されます。
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